唾液検査について

唾液検査は、虫歯のなりやすさを調べる検査です。この検査をもとに、一人一人違う虫歯の原因を調べる大切な検査です。唾液検査は、4つの項目についてお調べすることが出来ます。

1.虫歯の原因菌 (ミュータンス菌)


むし歯の原因となるミュータンス菌は、歯の表面に吸着し、酸を出して歯を溶かします。この菌は両親から感染し、3歳までに定着します。いったん定着すると、その菌数は減らすことが出来なくなりますので、定着までに予防をすることが大切です。

2.虫歯の原因菌 (ラクトバチラス菌)


乳酸菌は、口腔内を酸性にすることで、むし歯菌であるミュータンス菌の活動を助けます。この乳酸菌は、むし歯の穴を治すことや、合わない被せ物を交換することで減少させることが出来ます。

3.5分間だ液量 (活動性)


唾液は口の中を洗い流し、むし歯になりにくい環境を作ります。唾液量も個人差がありますので、唾液が少ないと虫歯のリスクが高まったり、中和能力(緩衝能)が下がる傾向にあります。

4.緩衝能


唾液には、むし歯菌が出す酸を中和するはたらきがあります。このだ液の中和能力(緩衝能)にも個人差があり、もとに戻す力の弱い方は、むし歯になりやすいと言えます。

 

リスク評価と改善計画について

カリオグラム


当院では、虫歯の危険度を評価する方法として、虫歯分析ソフトを使用しています。検査結果の10項目を入力し、虫歯のなりやすさを割り出すものです。結果に基づき、患者さんに合わせたシュミレーションを作成します。

う蝕レーダーチャート


このチャートは、検査結果の8項目を入力し、虫歯になりやすさをグラフ化したものです。グラフが小さいほど虫歯の危険性が高く、大きくなるほど虫歯の危険性が低くなります。当院ではグラフを一覧表に変換して、お知らせしております。